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新社会党第30回定期全国大会決議
悪政転換めざし衆参選挙勝利と戦争への道を許さない決議

2024/04/14
 悪政転換めざし衆参選挙勝利と戦争への道を許さない決議

 岸田政権は民主主義と法治国家の名に値しない政治を強行して恥じない。派閥パーティ券の裏金問題で揺れようが、支持率が低迷しようが、院内の多数の力で戦争への道を加速させている。そこには憲法が最高法規であり、それに違反する法律は効力を有しないことや、国務大臣、国会議員などが憲法を尊重し擁護する義務を無視してきた。

 辺野古新基地建設代執行をはじめとする南西諸島の軍事化は止まるところを知らない。さらに全国の港湾や空港の軍事対応整備や、昨年成立した防衛産業強化法に続き、今通常国会では経済安保情報保護法案や食料供給困難事態対策法案まで整え、戦争を想定した体制づくりを暴走している。

 数の力で戦争への道をひた走る自公政権にストップをかけるには、それに抗する日常の運動はもちろん、最終的には選挙によるしかない。いつあってもおかしくない総選挙と、25年7月の参院選挙はそのための機会となる。自民党の支持率が下がり、小選挙区制でも野党と市民、労働者の共闘と候補の一本化によって、政権交代ないしは、少なくとも与野党が拮抗する国会の状態をつくれる好機を迎えている。
  
 私たちは総選挙で立憲野党勢力の飛躍に全力を尽くし、その闘いを通して25年参院選挙で自らの候補者を立て、戦争への道を止める決意を固めた。その決意を市民や労働者の間で、共感と希望を拡げ、平和の下で安心して働き暮らすために全力を尽くそう。
                                           以上決議する

                                         
    2024年4月14日
     新社会党第30回定期全国大会