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ロシアVSウクライナ 天然ガス供給障害の原因
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『週刊 新社会』 2009年1月20日号より
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ロシア産天然ガスのウクライナ経由欧州市場向け供給が年初に停止、障害が起きている。ロシア・ガスプロム社はウクライナの代金滞納問題に加え、「欧州へのガス中継が遮断されている」と主張。一方、ウクライナ・ナフトガス社は「1月の6日間で14億3590万立方メートルのロシア産ガスを欧州に供給した」と主張し、対立している。
ロシアは欧州市場には1000立方メートル/100キロメートル当たり3・4ドルで販売、ウクライナには08年、同量に1・6ドル支払っている。
両国はともにガスの生産国で、「欧州の消費者に影響させない」としているが、欧州連合(EU)が仲裁に入り、ロシア・EUは監視チームを中継ステーション及び国境地点に配置する議定書を締結した。EUはガス輸入量の40%をロシアに依存している。
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現在、ロシアからEUへのガス供給パイプラインはベラルーシ経由およびウクライナ経由が操業中で、後者が80%を占めており、バルト海経由の「ノルド・ストリーム」、黒海経由の「サウス・ストリーム」パイプラインが計画中である。
ガスプロム社は1946年、サラトフ─モスクワ間(843キロメートル)で商業ベースのガス供給を開始、世界の確認ガス埋蔵量の17%をもつ世界最大のガス企業であり、ナフトガス社は財経に輸出を開始した歴史を持つ企業である。
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ウクライナは今回の金融危機に直面して、Q8年11月の工業生産が28・6%収縮、通貨フルビナは過去3カ月で対ドル換算80%下落、IMFから緊急融資を受けている。今年中に大統領選挙を控えていることから、経済問題は政治化している。市場原理優先は欧州の冬をさらに厳しくしている。(富山) |
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