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怒る民衆
朴退陣求め
2016年12月06日



 

 毎年取り組まれている「韓国民主労総労働者大会」への連帯訪韓は今年は11月11日から14日まで行われた。「2016年日韓労働運動交流」(団長=中岡基明全労協事務局長、21人)と銘打ち、「全労協・労運研」の共催で取り組まれ、21人が参加した。(新社会党中央執行委員・千葉雄也)


 韓国崔ゲートで沸騰


 12日の首都ソウルは、朴槿恵政権の辞任を求める労働者・市民の群集で埋め尽くされた。「セウォル号惨事」への対応、李承晩を「建国の父」、朴正煕を「韓国の近代化をもたらした指導者」と評価する「歴史教科書国定化」、被害者の声が反映されない「慰安婦」日韓合意、米国の軍事戦略に組み込まれるサード(高度ミイル防衛システム)、そして「崔順実ゲート」だ。
 私たち訪韓団は、韓国の歴史的分水嶺といわれているその1日に、韓国民衆とともに参加することになった。交通機関によれば127万人の推計だそうだ。どんな時でも30%の「コンクリート支持基盤」も5%と過去最低となった。
 昨年の労働者大会は、この間の民主労総の停滞・組織混乱を組合員の全員投票(委員長直接選出制)で乗り切った指導部を先頭とする13万人の結集だった。
 朴政権の労働市場構造改革は、解雇要件の緩和など新自由主義政策の強行にある。焦点は公共部門に対する成果主義賃金の全面的導入、高年労働者の賃金をカットする「賃金ピーク制」、かつ行政評価の低い者を解雇できる「成果退出制」である。
 これに対して民主労総は、2016年の闘いを、労働法制改悪阻止、最低賃金1万ウォン(約1000円)獲得などの5大要求を掲げ、7月第一次、9月第二次ゼネスト、11月12日は20万総決起労働者大会で朴政権を追い詰めると訴えていた。
 9月27日から鉄道労組2万人を先頭に、地下鉄、ガス、健康保険、国民年金、ソウル大の各労組6万人が無期限ストライキに入った。韓国労総も合流し10万人のゼネスト突入といわれている。鉄道労組は11月14日現在、49日目のストライキを継続中である



 
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