新社会党
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2012.3.13
17回党大会に向けて
新たな前進へ全党の議論を 

 まさに時代を画す階級間の闘いが始まっている。資本がその生き残りをかけて闘いを仕掛けてきている。資本側の攻勢が強く激しい中、反撃を組織化する新社会党の存在と闘いが問われている。新たな前進を図る4月の第17回全国大会に向け全党の議論を進めよう。

 

 

 新自由主義的構造改革政治の行き詰まりと政権交代。しかし、「国民の生活が第一」の政策は、またたく間に自公政権の政策にブーメランのように戻り、自公政権の限界すら超えようとしている。それがTPP問題であり、法人税減税と消費税増税、社会保障削減の一体改革である。

 このことによって、政権交代に貧困と格差問題の解決と政治の民主化を期待した人々はいっそうの政治不信に陥った。それをわき目に、政権交代を構造改革のテコにしたいという勢力は、「橋下維新」なる勢力を用意した。

 「橋下維新」を「政治的バブル」と侮らず、ナチズムの再来という最悪の事態も想定しなければならない。

 ヒトラーも選挙で政権につき、「全権委任法」を成立させ、反対勢力を弾圧した。「橋下維新」の二つの基本条例や、提出を拒めない「職員アンケート」、「選挙はある種の白紙委任」などは、ナチズムを想起させ肌があわ立つ。


 
立場を超えて団結を



 その背景にはいっそうの構造改革を求める財界の思惑がある。財界こそは世界的な競争を乗り切るために、賃金のみならず税や社会保障の負担、それを原資とする行政サービスも含め、あらゆるコストの削減を図る。

 その究極形が憲法改悪である。憲法の社会権や団結権の保障はコスト削減の障害であり、労働側の反撃の根拠となる。また、海外権益確保も含めて軍隊が必要と考え、さらに国民の不満を道徳的規律で押さえ込み、天皇元首化を構想する。

 資本の側が意識して攻勢を強めているとき、それに抵抗する労働側は立場を超えて団結するしかない。新社会党は結党以来この思いを持って団結し闘ってきた。資本の攻撃が荒々しさを強め、労働者の人間らしさがますます踏みにじられる今日、新社会党の存在と運動が問われている。 

 新社会党は自らの主体性の強化とともに、競争と自己責任、貧困と格差の増大にノーを突きつける勤労諸階層の共通の思いを、より強く育て、その要求を勝ち取るために幅広い大きな団結をつくる努力を重ねている。



 
一歩前に出る機会だ




 確かに労働者・勤労諸階層の組織が分断され、弱体化しているとき、資本の攻撃は強く大きく見える。しかし、資本側こそ労働者や勤労諸階層に貧困を押しつけ、安心と希望を奪うことでしか、競争に打ち勝てない現実に直面している。福島第一原発の苛酷事故により、支配構造も大きく揺らいでいる。

 私たちが動くことによって脱原発運動が進み、地域ユニオンに相談の声が入る。そのとき新社会党の存在が認識され、各種の選挙やより大きな運動の前進につながる。

 「橋下維新」に抗する茨木市長選挙と重なる全国大会は、各地の活動を持ち寄り、運動の前進、組織の拡大を意思統一し、一歩前に出る絶好の機会だ。



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