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2012.09.11
大阪市人権侵害の入れ墨調査 
全国から真っ向う対決 

 
 無軌道な権力行政を展開する橋下徹大阪市長は8月28日、人格権を蹂躙する入れ墨調査を拒否した6人の職員に対して戒告の懲戒処分を発令した。これに対して3人の被処分者矢野幸一さん、森厚子さん、津々木勇さんは懲戒処分に対する「闘争宣言」を発表した。

 
 処分を受けた矢野幸一さん(建設局)、森厚子さん(市民病院)、津々木勇さん(区役所)は闘争宣言で、「人が身体に入れ墨やタトゥーを施すことは、憲法第21条に保障された表現の自由であり、人格権の一発露でありプライバシーの問題。それを職務命令として一律に調査することは人権侵害に当たる」と橋下市長の暴走を真っ向から批判した。


 橋下市長の暗黒政治で、3万数千人の市職員は一切もの言えぬ状況に置かれてしまったが、そのなかで「おかしいことはおかしい」と声を上げた貴重な6人だった。


 大阪労働者弁護団も反対声明を8月27日に出した。森さんはビラの中で次のように書いている。「思想調査もおかしいと思って拒否していた。今回は人体図が描かれたものをもらったが、嫌悪感を覚えた。プライバシーもあったものでない。体のことをこんなあからさまに聞くなんておかしいと思うしセクハラにも当たる。
 どんな命令でも聞けというのは理解できない。人権侵害がまかり通り、仕事に関係ない憲法違反のこんな命令をきかなければ処分すると職員を締め付けることは絶対許せません。


■《抗議先》FAX06(6202)7070(大阪市人事室人事課御中)/電話06(6208)7511(大阪市人事室人事課)/メールの場合大阪市HP→ご意見・ご要望(市民の声)へ



 大阪労働者弁護団の懲戒処分に反対する声明(要旨)


 入れ墨調査に対し、調査は人に知られたくない情報の強制開示要求でありプライバシーの侵害にあたる、・・・・現在もない回答を拒否しつづけている大阪市職員が数名いる。これは人権を守ろうとする重要かつ勇気ある行動である。
 大阪労働者弁護団は、職務命令により全職員に入れ墨調査を強制すること自体が人権侵害にあたり違法であると考える・・・・調査を拒否した職員へそれがいかなる内容の処分であっても違法かつ不当なものと考える。



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