新社会党
  1. トップ
  2. 週刊新社会
  3. 労働運動
  4. 2012.11.13
2012.11.13
組合潰しの偽装倒産
地域ぐるみの闘いへ 

 
雇用確保に全力で闘う決意表明をする組合員たち
 創業95年になるフジ製版(東京都荒川区)が9月14日、突然、「破産・倒産した。従業員18人は即日全員解雇」という通告を発した。これに対し、全労協全国一般東京労組フジビグループ分会は、21日緊急抗議集会を開き、闘う態勢を確立、10月26日に荒川区内で集会を開き、会社、会長宅に抗議の地域デモを行った。


 集会には全労協、東京全労協も駆けつけ、「一方的な組合潰し目的と思われる倒産攻撃を看過することはできない。勝利するまでともに闘う」と決意を明らかにした。

 フジビグループ分会は親会社の富士美術印刷(フジビ)とその子会社フジ製版鰍ノ働く労働者からなる合同分会。組合は破産の負債総額8000万円のうち、約7200万円が社員の未払い賃金、退職金という労働債権という構造に、破産状況と言えず、明らかに偽装倒産であり、組合潰しの画策だと追及を開始している。
 さらに、フジビとフジ製版は荒川区の三大印刷会社。同族経営で経営を牛耳る田中一族は億万長者ともいわれ、一方的な経営放棄は組合潰し以外の何ものでもない。


 親会社フジビは、印刷に必要な製版部門を担う子会社としてフジ製版をつくり、筆頭株主で、フジ製版の売上げの9割はフジビで、そのうえ、過度の値引きやコストダウンを強要してきた。そして、フジビは事前にデータを引き上げるなどして、フジ製版と結託していたことは明らかで、社会的責任を免れるものではない。
 

 組合は、この攻撃を許せば、中小企業の悪辣な経営者のやり逃げができることになるとして、「解雇撤回、全員の雇用確保」をフジビに求めて、地域の問題として闘っていくことにしている。


 ↑上にもどる
一覧へ
TOPへ