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声明
玉城デニー沖縄県知事の辺野古基地建設設計変更不承認を断固支持する

2021/11/26
 玉城デニー沖縄県知事が11月25日に表明した辺野古新基地建設設計変更不承認を、新社会党は断固支持する。また、政府・防衛省は設計変更申請を取り下げるとともに、同基地建設に関する一切の工事の即時中止を求める。

 それは、第一に沖縄に新たな基地はつくらせないという沖縄県民の判断、意思表示がある。第二に工事不可能な軟弱地盤で完成は不可能であること、そして米政府に対して「やってる感」を見せるために貴重かつ莫大な税金が費消されること。第三に辺野古新基地は米軍だけではなく自衛隊も共同使用する問題も明らかになっている。普天間基地の廃止も空約束に終わらせることなく、無条件で閉鎖・撤去すべきだ。これ以上沖縄県民の心をもてあそび踏みにじってはならない。

 来年は沖縄の本土復帰50年を迎える。半世紀の時を経ても政府は沖縄県民に過重な基地負担を押しつけ、それがもたらす分断で県民を苦しめ続けている。これは明らかに法の下の平等を逸脱しており、許すわけにはいかない。

 新社会党は沖縄県民の苦悩に寄り添い、辺野古新基地建設を中止させ、戦争の不安と基地被害に脅かされない平和な県民生活のために全力を尽くす。